こんにちは、kさんです。
免許を保有している皆さん、日頃から安全運転を意識して走行していますか?
もちろん!事故を起こしてしまうと、人生終わるってイメージがあるから...
その通りですね、交通事故は人生が大きく変わる出来事です。
では、安全運転を意識ってどんな事に気を付けていますか?
確認動作だったり、止まる所は止まるとか?
もちろん、確認動作はとても重要な事です。
標識や標示に従った運転というのも、守らなければならない事です。
【ですが、それだけで事故を防げると思いますか?】
今回は、どうすれば、事故を起こさないような運転ができるか、事故を引き起こす人の特徴、という事に焦点を絞って解説をしていきます。
事故を発生させない運転方法について
事故を発生させない運転方法について紹介をしていきたいと思います。
事故の発生原因から、それらを防止する運転方法について学び、真の安全運転を意識したドライバーになっていただけたらと思います。
事故はなぜ発生するの?
そもそも、事故はどうして発生してしまうと思いますか?
不注意だったり速度の出しすぎとかかなあ
では、考えてみてください。
普段の運転で、不注意になる事は一度もありませんか?
片方の車が不注意によって、信号無視をしてしまった場合、他の車が前もって危ない、と認識することが出来れば、事故を防げる可能性はあると思いませんか?
事故を起こしてしまった場合、完全に停止状態でない限り、保険の過失割合は7:3になる、と聞いたことはありませんか?
これは、もちろん、信号無視をしてしまった車が一番悪いです。
ですが、ぶつけられた車の保有者も安全確認を怠っていた可能性があるため、自分の割合もあるわけです。
結論:対面事故の場合、双方の過失(不注意)によって事故が起きる
そして、事故が起きる特徴として、双方の不注意が同じタイミングで同じ場所で同じ日付で重なった時に、はじめて事故が起きる、という事を覚えておいてください。
だろう運転からかもしれない運転
見出しの通りになります。
「〇〇だろう」という、自分の都合の良い方に考えるのではなく、「〇〇かもしれない」という運転に気持ちを変えていきましょう。
ほとんどの事故は注意をしていれば、防げるはずです。
信号交差点で、赤の時待っていますよね、青になったらすぐに発進していませんか?
すぐにアクセルを踏んでいるよ!だって青信号だからこっちは進めるんだから
もちろん、青信号に変わったら進んでも良いです。
しかし、気持ちのどこかで、信号無視してくる車なんていないだろう、と決めつけていませんか?
常に何があるか分からないので、「自分の都合の良い方に考える癖」を身に着けたた方が良いです。
それじゃあ運転が楽しくないよ...
運転を楽しんでほしいという気持ちは分かりますが、事故を起こして人生を台無しにしては元も子もありません
事故経験者は何度も繰り返す
自動車学校に通っていた際、「運転適性検査」というものを覚えていますか?
昔のことだから覚えていない、なんて人もいるかと思いますが、心理テストのようなものです。
事故多発者というのは、この運転適性検査の結果がとても低いです。
運転適性度:5~1
安全運転度A~E
と、段階に分けられるのですが、事故を起こす方は低い成績の方が多いです。
事故多発者の交通心理
事故多発者の交通心理は以下の通りとなります。
- 身体的&整理的機能の欠陥
- 動作的機能の欠陥
- 知的能力の欠陥
- 精神的安定性の欠陥
などが挙げられます。
このうち、事故と大きく関わる部分は、動作的機能と精神的安定です。
さらに、この中の精神的安定の欠如のうち、神経質傾向に強い人は事故を起こしやすい方というデータがあります。
神経質傾向に強い人、というのは細かな事を気にしすぎるタイプの事で、自分の事かも?と思う方は自分の運転を見つめ直した方が良いと思われます。
事故を起こさない運転方法
ここまで、事故はどうして起こるのか、どういう時に起こるのかといった流れで解説してきましたが、今度は、事故を起こさない運転方法について解説をしていきます。
まず最初に知っておいてほしいことになります。
運転は、認知、予測、判断、操作の流れです。
ここで重要な事は、この3つの優劣です。
- 認知、予測、判断≧操作・・・安全
- 認知、予測、判断<動作・・・事故多発
事故を未然に防ぐには、動作の素早さではなく、この認知、予測、判断が出来れば事故を回避する事ができます。
逆に、車線変更が機敏で急ブレーキ、急旋回が得意な方でも、危険な状況の認知、予測、判断が全く出来なければ事故になってしまいます。
それでは、認知、予測、判断、操作を一つ一つ解説していきます。
認知について
認知とは、その状況を素早く、正確に情報をキャッチする能力のことをいいます。
高齢者ドライバーに多いのですが、広い視野で周囲の情報を見ることが難しくなってきているので、状況の認知までに時間がかかるため、事故が多い傾向になります。
記事内でも伝えましたが、だろう運転ではなく、かもしれない運転をすることで、気付くことも多いです。
周囲の状況をしっかりと確認する、という事を覚えておいてください。
予測について
予測とは、言葉の通り、認知した情報に基づいて「どうなるか?」という予想をすることになります。
例えば、住宅街を走行中、死角部分から急にボールが転がってきました。
まずは、ボールを認知します、その後、子どもが急に飛び出てくるかもしれないという予測を立てる、というのがとても大事です。
この予測というのは、信号の変わるタイミングを予測したり、道路脇に立っている歩行者や自転車などに注意をしたりなど普段から行っているかと思います。
ですが、この予測はその日の体調や精神状態に左右され、一定ではありません。
認知をしても予測をしなければ、何の意味もありません。
必ず意識するようにしてください。
判断について
判断というのは、認知、予測によりキャッチした情報を行動に示すことです。
先ほどの例だと、転がってきたボールを認知し、子どもが出てくるかもしれないと予測を立てます。
この後の行動としては、速度を落す、というのが判断になります。
高齢者になってくると、この判断能力が鈍くなり、事故を起こしやすくなってしまいます。
まとめ
ここまでいかがでしたか?
無事故無違反で安全な運転をするためには、自分が注意をする必要があります。
そして、だろう運転ではなく、常にかもしれない運転を意識して運転をしていきましょう。
また、自分の適性がどの程度のレベルなのかを思い出し、自分の欠点を理解した上で、運転をします。
この記事を読んでいただいた方、全ての方が無事故無違反になってもらえるように、皆さんで気を付けていきましょう。
また、簡易的な運転適性検査を受けられるURLを添付しておきます。
自分の適性検査の結果が変わっているかもしれません。
興味があればぜひ!